イースターバルーンフォトスポット装飾
2021.04.06
イースター
都内マンションロビーにてイースターをテーマにフォトスポットの制作をご依頼いただきました。ディズニーランドでも初夏のメインイベントとなっているイースターはカラフルでポップなアイテムが中心ですが、今回はできる限りシンプルで大人っぽくをリクエストいただきイメージしました。メインにハッピーイースター(ゴールデン!?)エッグと右側はニンジンのバルーンアートオブジェです。
イースター:日本語訳では「復活祭」と言います。復活祭とは、イエス・キリストの復活を祝うお祭りです。キリストは十字架にかけられて処刑された3日後に復活していると言われています。そのキリストの復活をお祝いしているのが、このイースターというイベントです。元々は宗教的な意味合いの強い行事ですが、近年はクリスマスやハロウィンのような季節イベントとして楽しむ人が増えています。近年はインスタグラム需要もありバルーンの種類も増えています。
仕上がりサイズより逆算した図面(型紙)に沿って骨組みを制作していきます。左右対称な形状ため型紙は半分で制作ができます。
金網を貼り付け骨組みの完成です。
骨組みの図面は既存イースターエッグのアルミバルーンがベースになっています(笑)画像からデータを作成し型紙を作りました。
外淵のバルーンはサイズを微調整しながら綺麗なラインで配列していきます。ここのラインを綺麗に配列することで卵型になります。バルーンはラテックス(ゴム)が2重でその上に透明なアクアバルーンを被せた3重仕様により長持ちさせています。
今回の装飾期間は外気の通る屋内エントランスロビーにて2週間ほどでしたが、撤去後1か月ほど経過観察をしたところ多少のしぼみはありましたが割れたりといった破損はありませんでした。バルーンが丈夫な分制作には時間を要しましたが、協力をいただいた加々美さんに感謝です。
バルーンを通してどれだけの笑顔を生み出すことができるか、一歩ずつ一歩ずつ、今ここ目の前の現場に集中していきます。ありがとうございます。